Positron emission tomography

PETドックのご案内

Positron emission tomography

世界水準の医療を平等に


PET検査では、小さながんも高い精度で発見します。
「がんの早期発見」へ。そして早期治療へ。
PET検査は、ブドウ糖に似たごく微量の放射線を出す薬(FDG)を注射して、専用装置(PET/CT)のベットに横になっているだけで終了します。多くのがん細胞は、ブドウ糖をエネルギー源としています。PET/CTでは、がんにFDGが集まっているところを調べ、がんがどこにあるかを発見します。

発見率約10

撮影時間約20

従来の健康診断のがん発見率0.05〜0.15%に比べ、PETドックでは1.0%で従来の10倍。また、良性・悪性腫瘍の鑑別判断や腫瘍の悪性度の診断、腫瘍の広がりなどがわかります。PET検査は苦痛がなく、1回の撮影時間は約20分で、ほぼ全身のがん検査が可能です。
PET検査による画像
PET/CTです。この診察台に横になるだけで自動的に検査が始まります。

PET検査の特長

PET検査専用の待合室
  • 注射の痛みだけで、PET検査中の苦痛はありません。
  • 放射性物質を取込むことにより、胃透視検査と同程度のわずかな放射線被曝はありますが、人体に影響を及ぼすことはありません。

検査の注意

  • PET検査は万能ではありません。検出しにくいがん(膀胱がん、胃がんなど)もあります。MRI、胃内視鏡検査、超音波検査をはじめ、他の検査と組み合わせることで、さらに高い精度が得られます。
  • 薬剤が尿として排出されますので、膀胱がん、前立腺がんなどの尿路系のがんは検出が難しいとされています。また、肝臓も自然に薬剤が集まりますので、特に原発性肝がんも検出は難しいとされています。
  • ブドウ糖の取込みが低いがんが存在しますので、それらのがんには有効ではありません。
  • 頭部には脳に薬剤が自然に集積するため、脳腫瘍の検出は難しいといわれています。
  • 胃など常に動いている臓器は検出しにくいといわれています。

当日の流れ

※PETドックコース別に所要時間は異なります。

  • 1

    受 付

    事前に予約し、送付された資料をご持参ください。
  • 2

    医療面接(問診)

    検査の説明をいたします。不明な点や不安に感じる事など、ご遠慮なく申し付けください。
  • 3

    各種検査

    PETドックコース別に各種検査があります。身長や体重、血液検査など
  • 4

    PET検査

    FDGというお薬を注射し、約60分休憩後、PET/CTで撮影します。
  • 5

    検査結果説明

    診察室にて、担当医より検査結果を説明させていただきます。

PETファースト

福岡和白PET画像診断クリニック

院 長 本間 穣

PET検査(ポジトロン・エミッション・トモグラフィ/陽電子放射断層撮影装置)は、近年もっとも注目されている検査方法です。
一回の検査でほぼ全身を撮影し、がんを発見する検査方法で、頭部・胸部・腹部といった特定の部位を個別に検査するのではなく、広範囲を一度に調べます。
『PETファースト(まずPET検査を!)』というように、PET検査は従来の健康診断に対し、がん発見率が10倍にもなります。PET検査が全てのがんに有効とまでは言えませんが、さまざまな検査を個々に行なうより、『先にPET検査を行なう』ことは、より効率的で、がんのスクリーニングにおいて効率的と考えられます。
福岡和白総合健診クリニックのPETドックでは、PET検査に加え超音波検査、血液検査などから総合的に診断をしています。
さまざまな検査オプションがございます。
詳しくは、こちらからご確認ください。

各種検査での宿泊の場合は、
こちらの宿泊施設からお選びください。

(※宿泊費用は検査費用に含まれています)


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