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PETドックのご案内

PETドックでは、消化器のここがわかります。

大腸

大腸癌
大腸癌

膀胱(尿のため赤い)の後上方に集積を認めます。
大腸内視鏡検査で直腸癌でした。
その後手術施行。

大腸はある程度の大きさの癌は検出されますが、微小癌やポリープ(前癌病変)は検出されません。全身の健康チェックとしてPETを行い疑いのある部位は大腸内視鏡検査をおすすめします。

胃はFDG(ブドウ糖の一種)が生理的に集積するために、PET検査では早期発見が難しい臓器です。そのためにも、年に1度の人間ドックを受診し、胃カメラや胃透視などの検査をおすすめします。

膵臓

膵臓癌はPET検査により、早く発見することができます。

PETドックでは、肺のここがわかります。

PETで見える肺癌の広がり
肺癌
肺内限局 リンパ節転移 リンパ節+
骨転移多数
肺癌

右肺癌(上葉)とCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の既往のある中年女性。先立って施行された胸部レントゲン写真により肺左上葉に異常が見つかりました。

肺の検査では、1cmの大きさの肺癌を見つけることが可能です。肺癌のタイプによっては2cm以上であってもPETで発見できないものもありますが、同時に肺のX線CTを撮影することにより、PETでは見えない肺癌の見落としを防ぐことができます。
また、肺癌が見つかった時点で病気の進行状態を知ることができます(病期診断)。

PETドックでは、心筋梗塞のここがわかります。

心臓は、生命を維持するために24時間動きつづける貴重な臓器ですが、同時に多くの血液が流れ、たくさんのエネルギーを消費する臓器でもあります。
PET検査では、心臓の筋肉を画像として鮮明にとらえることができるため、心臓の状態を正確に把握することができます。心筋梗塞の場合、 心筋の痛みかたの程度見ることができます。
正常症例
正常症例
正常症例

全体的にブドウ糖の取り込みは亢退しており、ほぼ心筋の代謝のレベルは正常です。

心筋梗塞症例
心筋梗塞症例
心筋梗塞症例

心筋の下壁にブドウ糖の取り込みがなく、下壁心筋梗塞と診断されます。(矢印)
同じ心筋梗塞でも代謝が見られる場合は、心筋の痛みが少ないと判断されます。

PETドックでは、脳のここがわかります。

脳は多くの酸素やブドウ糖を大量に消費しています。
神経細胞の活動や衰え、又、血流やエネルギーの代謝の状態がわかります。
PETドックでは、その代謝をみることで脳の部位の機能などに異常が無いかを知ることができます。又、MRIやCTでは異常が出ない初期のアルツハイマー病も、主に理解や記憶力をつかさどる部位での衰えも一目瞭然で、早期発見・早期治療に役立ちます。

PETで見える肺癌の広がり  
正常症例
アルツハイマー症
正常症例 アルツハイマー症
初期、軽症では後部帯状回・楔前部、頭頂側頭連合野から糖代謝の低下が始まります。
中等度以上になると前頭連合野も低下します。
橋、1次感覚運動野、線条体、視床、1次視覚野、小脳の糖代謝は比較的温存されてます。しかし、これらの部位も進行すれば低下します。
内側側頭葉の低下は中等度〜重症にならないと明らかな低下はみられません。
内側よりも外側側頭葉の低下が目立つ症例があります。
アルツハイマーと高齢発症のアルツハイマーでは、認知機能障害の程度が同じであれば前者のほうが広範囲でFDG集積の低下がみられます。
 

PETドックでは、子宮のここがわかります。

PET癌検診で発見された子宮体癌
PET癌検診で発見された子宮体癌

50歳女性。
PET全身MIP像(A)では
明瞭な集積が認められます(SUVは10.8)。
単純CT(B)では異常は指摘できません。手術の結果1.5cmの子宮体癌(Stage Ia)でした。

婦人科の病気は受診が遅れて病変が進行してしまうことがありますが、PET検査では女性に負担をかけることがありません。
子宮頚癌は膀胱内尿、直腸病変と紛らわしいことがあり、また高分化癌や境界病変が偽陰性となることがあります。癌の種類によって細胞診や膣エコーと併せて診断します。

PETドックでは、乳房のここがわかります。

乳癌
乳癌

30歳女性。
右乳房に境界明瞭な強い集積を認めます。

乳癌は、30歳から60歳の年齢層では死亡率が一番高い癌です。
一般的には触診の後にマンモグラフィーというレントゲン検査がありますが早期発見のためのPET検査では、疑わしい部位の良性・悪性、さらにはその広がり具合まで判明します。

PETドックでは、甲状腺のここがわかります。

甲状腺癌
甲状腺癌

45歳女性。
甲状腺左葉に強い集積を認めます。

甲状腺では、代謝に関係したホルモンを作っていますが、ホルモンの微妙な増減が体調を大きく左右することにもなります。
甲状腺PETドックではホルモンを作る機能の活動状態を調べ、また腫瘍がある場合には、良性か、 悪性か、の判断も行うことができます。

 
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